ADV160をフードデリバリーでも使用するため、事業用ナンバーへの変更手続きをしてきました。
125ccを超えるバイクを使ってUber Eatsや出前館などのフードデリバリーを行う場合、貨物軽自動車運送事業の届出が必要になります。
ADV160は156ccなので、この対象になります。
僕の場合は、まず鮫洲にある東京運輸支局で貨物軽自動車運送事業の届出を行い、その後、八王子の陸運局で事業用ナンバーを発行してもらいました。
実際にやってみるまでは少し面倒そうに感じていましたが、必要書類を用意して順番に手続きをしていけば、それほど難しいものではありませんでした。
この記事では、僕が実際にADV160を事業用ナンバーへ変更したときの流れ、提出した書類、かかった時間や費用、その後に必要になった手続きについてまとめます。
125ccを超えるバイクでフードデリバリーをする場合は届出が必要
125cc以下の原付とは異なり、125ccを超えるバイクを使って有償で荷物を運ぶ場合は、貨物軽自動車運送事業の届出が必要になります。
僕が今回登録したADV160は排気量156ccなので、フードデリバリーで使用するためには事業用として登録する必要があります。
そのため、通常のナンバーから事業用ナンバーへ変更することにしました。
今回の手続きで使用した主な書類
僕が今回の手続きで使用した主な書類は次の3点です。
- 貨物軽自動車運送事業経営届出書
- 事業用自動車等連絡書
- 貨物軽自動車運送事業運賃料金表
このうち、貨物軽自動車運送事業経営届出書と運賃料金表は実際に提出した控えが手元に残っています。
事業用自動車等連絡書は、その後のナンバー変更手続きで使用したため、手元には残っていません。
貨物軽自動車運送事業経営届出書
こちらが実際に僕が記入して提出した貨物軽自動車運送事業経営届出書です。

営業所の名称や所在地、車庫、使用する車両の種類などを記入します。
僕の場合は自宅を営業所として使用し、ADV160を1台使用するため、事業用自動車の欄では「二輪」に1両と記入しました。
提出後には受理印も押されています。
掲載している画像では、氏名、住所、電話番号などの個人情報は削除しています。
事業用自動車等連絡書
こちらが事業用自動車等連絡書の用紙です。

この書類は東京運輸支局での届出後、事業用ナンバーへ変更する際に使用しました。
実際に手続きで使用したものは、その後のナンバー変更手続きで提出したため、僕の手元には残っていません。
そのため、記事では書式の見本を掲載しています。
フードデリバリーの運賃料金表はどう書いた?
今回、一番「どう書けばいいんだろう」と思ったのが運賃料金表でした。
一般的な軽貨物運送であれば、距離制運賃や時間制運賃などを記載できますが、フードデリバリーの場合は1件ごとに配達報酬が変わります。
そこで僕は、運賃料金表の余白部分に、
「1件あたり320円~3,000円」
と手書きで記入して提出しました。

実際に提出した用紙を見ると、左側の余白に「1件あたり320円~3,000円」と記入しています。
僕が手続きをした際は、この内容で受理されました。
Uber Eatsや出前館などのフードデリバリーでは、配達距離や時間、案件によって1件ごとの報酬が変わるため、このような形で記入しました。
これから同じようにフードデリバリー用として届出をする人は、ひとつの記入例として参考になると思います。
まずは鮫洲にある東京運輸支局へ
必要書類を用意したら、まず鮫洲にある東京運輸支局へ行きました。
ここで貨物軽自動車運送事業の届出を行います。
僕が行ったときはそこそこ混雑していて、待ち時間を含めて約1時間かかりました。
手続きそのものに1時間かかったというより、順番待ちの時間が長かった印象です。
書類の内容を確認してもらい、問題がなければ次のナンバー変更手続きへ進めるようになります。
次に八王子の陸運局でナンバー変更
鮫洲での手続きが終わったら、今度は八王子の陸運局へ行き、事業用ナンバーへの変更手続きを行いました。
こちらはかなり早く、僕の場合は20分もかからずに終わりました。
鮫洲で1時間ほど待ったあとだったので、八王子の手続きはかなりあっさり終わった印象です。
手続きが終わると、新しい事業用ナンバーが発行されます。
これでADV160をフードデリバリーの業務で使用できる状態になりました。
ADV160 事業用ナンバー取得にかかった費用
今回の手続きでかかった費用は、ほぼナンバープレートの発行費用だけでした。
僕の場合は800円前後でした。
行政書士などに依頼せず、自分で書類を準備して手続きをすれば、費用はかなり抑えられると思います。
想像していたよりもずっと安く済みました。
実際にかかった時間
僕の場合、手続きにかかった時間はおおよそ次の通りでした。
- 鮫洲の東京運輸支局:約1時間
- 八王子の陸運局:20分弱
鮫洲は待ち時間が長かったですが、八王子はかなりスムーズでした。
混雑状況によって変わると思いますが、書類に不備がなければ手続きそのものはそれほど時間がかからない印象です。
ナンバー変更後は任意保険の変更も必要
ここは忘れない方がいいポイントです。
事業用ナンバーを取得すると車両のナンバーが変わるため、加入している任意保険についてもナンバー変更の手続きが必要になります。
僕も事業用ナンバーを取得したあと、保険会社へ変更手続きを行いました。
フードデリバリーで業務使用するバイクなので、登録番号だけでなく、契約内容が業務使用に対応しているかについても確認しておくと安心です。
ナンバーが変わったからといって、任意保険の登録内容まで自動で変更されるわけではありません。
労災にも車両情報を連絡
僕はフードデリバリーの仕事について労災保険の特別加入をしているため、こちらについても車両の登録が必要でした。
その際には、今回提出した貨物軽自動車運送事業経営届出書の内容を知らせています。
事業用ナンバーを取得したからといって、労災側の車両登録が自動で変更されるわけではありません。
フードデリバリーで労災保険の特別加入をしている人は、新しく使用する車両を登録した場合、加入している団体などへ確認しておいた方がいいと思います。
ETCは再セットアップが必要
もうひとつ、忘れやすいのがETCです。
ADV160にはETCを装着していますが、事業用ナンバーへの変更によって登録番号が変わるため、ETCは再セットアップが必要になります。
この記事を書いている時点では、僕自身はまだ再セットアップをしていません。
今後、バイクショップなどで再セットアップを行う予定です。
これから新車を購入して、すぐに事業用ナンバーへ変更する予定がある人は、ETCのセットアップをするタイミングについて販売店に相談しておくと、二度手間を減らせるかもしれません。
実際にやってみると、それほど難しくなかった
事業用ナンバーへの変更というと、最初はかなり面倒な手続きを想像していました。
実際にやってみると、流れとしては、
東京運輸支局で貨物軽自動車運送事業の届出
↓
必要な書類を受け取る
↓
八王子の陸運局で事業用ナンバーへ変更
という形でした。
僕の場合は、鮫洲で約1時間、八王子では20分弱。
費用も800円前後だったので、自分で手続きをしてしまえばそれほど大きな負担ではありませんでした。
むしろ注意したいのは、ナンバーを取得した後です。
- 任意保険のナンバー変更
- 労災への車両登録
- ETCの再セットアップ
このあたりまで含めて、事業用ナンバーへの変更手続きと考えておいた方がいいと思います。
ADV160など125ccを超えるバイクでUber Eatsや出前館などのフードデリバリーを始めようと考えている人の参考になれば幸いです。
※この記事は、僕が実際に東京都で手続きをしたときの体験をもとに書いています。必要書類や手続き方法は変更される場合がありますので、実際に申請する際は管轄の運輸支局などで最新情報を確認してください。




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